【現役医師が解説】毎日の射精が男性機能を向上させる?
この記事の目次
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元神医師:包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。
萩原:美容クリニック業界でカウンセラーとして25年のキャリアを持つカウンセラー。
男性ホルモン低下がペニスに与える影響
萩原:こんにちは、ナビゲーターの萩原です。
元神先生:ドクターの元神です。
萩原:我々もあと1~2年で50歳でございます。
元神先生:そうですね。
萩原:最近は女性誌の影響でアラフィフではなくてアラフィーって言うんだそうです。
元神先生:そうなんですか?
萩原:はい。アラフィーになるとまことしやかに言われるのが男性ホルモンの低下。男性ホルモンとはなんの役割があるのか、減る一方で増やせないのか、ペニスの与える影響はあるのか、元神先生に教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
元神先生:よろしくお願いします。
男性ホルモンとは?
萩原:男性ホルモンってなんですか?
元神先生:男性たるゆえんの一番大事なホルモンですよね。女性の中にも男性ホルモンはありますし、男性の中にも女性ホルモンが少しだけ作られてはいるんですが、メインは男性ホルモンによって男の活動が全て決まってくるわけですね。性的なものだけではなくて、やる気であったり、男性ってやっぱり、女性に向かって攻撃的なのは男性ホルモンの影響が一番大きいんですよ。
萩原:なるほど。
元神先生:凶悪事件っていうのは主に男性じゃないですか?それも男性ホルモンの影響なんですね。性的な事件っていうのも主に男性が起こしてるじゃないですか?日本ではないですけども、アメリカでは繰り返し性的な事件を起こす人には精巣を取ってしまったり女性ホルモンを打ったりってそういう判決もあるぐらいなんですね。
萩原:強制的に男性ホルモンをなくして犯罪の抑止力にする?
元神先生:そうですね。そういう判決があるわけですね。それぐらい男性ホルモンっていうのは男の活動にすごく重要な因子です。
萩原:筋トレをする男性ホルモンは増える?
元神先生:増えます。
萩原:いわゆるテストステロンが増えるっていうふうに考えていいんですか?
元神先生:考えて大丈夫です。
萩原:分かりました。筋トレをしたり不安定な興奮、闘争心、争いや浮気をすると分泌されますか?
元神先生:男性ホルモンが高いから浮気をするのか、浮気をするから男性ホルモンが高いのか、分からないですけども、基本的には男性ホルモンが高ければ女性に対するアプローチも強いです。
萩原:イリノイ州ノークス大学心理学者、ティム・カッサー氏の研究によりますと、不安定な興奮って言いましたけれど、このときに分泌されるそうなんですが、大学生に銃を扱わせたところ、唾液から通常の100倍のテストステロンが記録された。危ない物を触ってると分泌されるんだっていう、こういうことってあるんですか?
元神先生:なんとも言えないですけど、銃自体に男性は興味がありますからテストステロンが出るのはあり得ますよね。
男性ホルモンが減少し始める年齢
萩原:何歳ぐらいから減ってくるんですか?
元神先生:生まれたばっかりのときは結構高いんですね、赤ちゃんのときって。そして、ちょっと下がって7~8歳ぐらいのときにピッと上がって、また下がって、思春期の12~13歳ぐらいからもう右肩上がりでずっと上がってって、人にもよりますけど20代前半とか後半ぐらいにピークを迎えて、30代に入るともう右肩下がりで下がっていきます。
萩原:落ちていく?
元神先生:はい。
萩原:我々世代はどうですか?
元神先生:平均的には下がってますけど、個人の努力によっては20~30代と変わらず50代でも同じぐらいのテストステロン値を維持することはできます。
萩原:おお~!性的な意欲もそうですし、仕事の意欲もそうですけど20~30代と変わらずキープできるよということですか?
元神先生:そうですね。生まれつきそういうテストステロン値が高い人っているんですよ。アメリカの会社でもうトップの経営者、成功してる人たちのテストステロン値を測るとすごい高い。テストステロン値が高いから成功してるのか成功してる過程でテストステロン値が上がっていったのか分からないですけれども。
男性ホルモンの減少がペニスに与える影響
萩原:減ってきて困ることの中に、勃起への影響とかいわゆる性欲への影響って出てきますか?
元神先生:すごく影響がありまして、テストステロン値が下がってくると、いろんな不具合が体に出てきて、一番顕著なのが性的な興奮、勃起が弱くなったり、やる気が失ってうつ状態になったり、精神的に影響を及ぼしますね。
男性ホルモンの増やし方
萩原:なるほど。私たち世代まだまだ仕事でも頑張らなきゃいけないし、性的なことでも頑張らないといけないとすれば、落ちていく一方は困りますね。自分で増やすことは可能なんですか?
元神先生:増やすことは可能です。一番大事なことは射精をすることなんです、実は。
萩原:おおお~!
元神先生:毎日射精するのがいいですね、本当はね。
萩原:毎日射精することで、次々作られていく?
元神先生:そうです。毎日は難しいにしても2~3日に1回は必ず射精はすべきってことは泌尿器学会の権威も言ってます。
萩原:そうなんですね。50代半ばぐらいになるとそういう意欲ってなくなりそうだなと思うけど、やらないとますますそうなっちゃうよと?
元神先生:そうです。どんどん悪循環になります。
萩原:なるほど。射精はいわゆるパートナー伴ってセックスではなくてもご自分でもいい?毎日、オ○ニーでも?
元神先生:それでもいいです。
萩原:食事とかトレーニング、あるいは薬なんかで補うことってできるんですか?
先生:トレーニングとかは大事ですね。しっかり寝るのがやっぱり大事なんですよ。成長ホルモンというもう一つすごく大事なホルモンがあるんですけど、それも出ますし、相互作用でテストステロン値も上がっていくので、まず睡眠大事です。いい睡眠をとるためには運動も大事ですし、食事ももちろんタンパク質をしっかり取らないとだめですね。
良質な睡眠により成長ホルモンが分泌されテストステロン値も上昇する
萩原:調べると上質なタンパク質を摂取すると書いてあるんですが、具体的にどういうのが上質なタンパク質?
元神先生:タンパク質をいっぱい取ればいいんですけど、どうしても脂肪分が豚肉とかを取っちゃうと多くなっちゃうので、肉類だったら鶏肉系とかがいいですし、過剰に油取ってなければ、油は大事な成分ではありますからいいと思います。
油も大事だが、とり過ぎには注意。肉であれば鶏肉が良い
萩原:あとは卵とか大豆?
元神先生:大豆に関しては取りすぎると男性ホルモンに限っていうとそんなによくないんですよね。
萩原:そうなんですか。
元神先生:大豆イソフラボンっていう、よく聞いたことあると思うんですが、それが女性ホルモン的な動きをするので、取りすぎはよくないです、大豆に関しては。
大豆イソフラボンが女性ホルモンの作用に似ているので、とりすぎ注意
萩原:はい。食事でも補えるということ。トレーニング、睡眠、そして食事など、もう当たり前のことという感じがしますね。
元神先生:そうです。一番大事なのは射精です。食事、トレーニング、睡眠を取れてる人は結構いますけど、射精ができてないんですね。
萩原:これか~!頑張りましょう。
元神先生:はい。
萩原:順天堂大学泌尿器科の堀江重郎教授の発表に男性的な感情でも男性ホルモンは増えるんだよとおっしゃられてて、これは恋愛感情?そういう感情も大事?
元神先生:恋愛するのも大事なんですけどね。奥様に対してずっと恋心を維持させるのも一番大事ですね。
萩原:なるほど、なるほど。適度な緊張もいいんだっておっしゃられてて、映画を見てハラハラするとか、遊園地で絶叫マシーンに乗るとかお化け屋敷もありって書いてあるんですが、ありですか?
元神先生:ありだと思います。
まとめ
萩原:まとめると、以下が重要ですね。
- トレーニング
- 質の良い睡眠を取る
- 食事
- 適度な緊張
- 男性的な感情
- 恋愛感情
- 毎日射精
もうこればっかり言いますけど。先生、男性ホルモンすごいお詳しいですけれども。
元神先生:男性ホルモンを研究してますから。
萩原:研究してる!?なるほど。
元神先生:男性ホルモンを下げないことがライフワークです。
萩原:さっき教えてくれたことは実践してる?
元神先生:そういうわけです。
萩原:分かりました。私も実践します。特に毎日頑張ります。今回はアラフィー男性が特に気になる男性ホルモン、テストステロンの低下について勉強しました。ありがとうございました。
元神先生:ありがとうございました。

医師 元神 賢太

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