性病のコンジローマはできるだけ早く受診する事が大事！
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出演者情報
元神医師：包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。
男性カウンセラー：美容クリニック業界でカウンセラーとして25年のキャリアを持つカウンセラー。
性病コンジローマについて
男性カウンセラー：こんにちは、ナビゲーターの男性カウンセラーです。
元神先生：ドクターの元神です。
男性カウンセラー：さて元神先生、コンジローマ。一時コロナが出始めの頃は、風俗店もお休みで減ったんだけれども、また最近増えてきているという。
元神先生：そういう印象は確かにウチのクリニックでもありますよね。
男性カウンセラー：お客さんが実際減ってるので、「コンドーム付けないでいいよ」っていうサービスも多いみたいで…。
元神先生：いやいや…そんなのありえないですけど僕の中ではね。「風俗店でコンドームなし」っていうのはね。
男性カウンセラー：お客さんのにとっては「ラッキー！」みたいな感じで「じゃあ行くよ！」みたいなのがあるそうなんですが、やっぱりでもそういうふうになると、「またコンジローマが増えてきている」っていう、私共のクリニックとしてはそういう実感があるなというところなんですが、今回はですね「コンジローマかな？」というふうに思っても受診しない人の心境について、先生と考察したいと思います。わりと放置して、結構こさえてから来る方多いじゃないですか？
元神先生：そうですね。すごい増えてしまった状態で来られる方多いですよね。
性病でも受診しない人とは？
男性カウンセラー：そうですよね。ああいう方々って1日2日であんなに増えるってことは考えにくいですか？
元神先生：そうですね。早い方で1ヶ月くらいでかなり増えてしまう方がいらっしゃいますけど、コンジローマもパターンがいろいろありますから、ゆっくり成長するものと、すごく早いものがあるんですけども、2、3日ってことはないですよね、早くても。
男性カウンセラー：イボ状にいくつか見つけて「あやしいな」というふうに思っても、「認めたくない」という人がまずいるんですね。
元神先生：「普通のイボかな？」とか、そういうふうに簡単に思ってる人が多いですよね、最初は。ちょっとずつ増えたところで「おかしい」と思って受診してもらいたいですけどね。
増えてきたら、『おかしい』と思って受診してもらいたい
男性カウンセラー：そうですね。自分がどこからもらってくるか？ネットでやっぱり皆さん調べるんです。「イボなかなか減らないな」「ちょっと増えてきたぞ」って焦って、調べるとコンジローマって今画像も出てるので、だいたい何かではわかりますね。「それでも来ない」っていうのは「自分が性病にかかるなんて信じられない」なんですよ。風俗に行ってたとしても、出会い系に行ってたとしても「自分がうつるわけがない」と思うんです。
元神先生：そうなんですか。
男性カウンセラー：「あの店は大丈夫！」「あの子はちゃんとしてるから大丈夫！」という患者さんが多いんですが。
元神先生：それはおかしいですね。だって一般女性でもうつりますから。全く風俗に行ってない人間も「尖圭コンジローマ」になったりしますから。淋病とかクラミジアは風俗の割合が圧倒的に多いと思いますけど、「尖圭コンジローマ」に関して言うと、風俗で働いている方と一般女性では同じぐらいだと思いますね。
男性カウンセラー：結構いますねそれは。それって、女性側もどこかしらでもらってきてる可能性があるということですよね？
元神先生：女性側は感染しなかったり症状が出ない場合が多いですから。尖圭コンジローマはもりもりデキモノができるのは男性側が多いんですよ。
男性カウンセラー：「もりもり」って嫌だな。
元神先生：女性側は症状が全く出ない方もいらっしゃるんですよ。それで、性行為して男性側だけ尖圭コンジローマが出るとかあるんですよ。全然話ちょっと飛びますけど、「子宮頸癌」は尖圭コンジローマが原因の一つですから「子宮頸癌」はすごい多い病気ですから、そのウイルスのひとつですから。
奥様としかしていないのに性病ってあり得るの？
男性カウンセラー：コンジローマにかかってる人も、相当数いるだろうとみられるということですね。これ実は「夫婦間でしかセックスをしてない」という旦那さんの方が「奥さん以外とは何年もしてない」それこそ「20年単位奥さんとしかしてないのに」「もらうわけがない！」って言って、自分で頭ひねりながら頭抱えながら「それでもこの症状はそうじゃないですか？」って、来る方いらっしゃるんですけれども、それってやっぱり奥様からであろう可能性が高いんですかね？
元神先生：奥さんだけしか、してないんでしたら奥さんですよね。
男性カウンセラー：それが信じられないんですって。
元神先生：そういうことなんですね。
男性カウンセラー：気持ちはわかるけれども、それによって発見が遅れ、受診するのが遅れると結構大変な状態で来る方いらっしゃいますから。
元神先生：「ピンポン感染」といって、夫婦間とかパートナー間でうつりあうというのはよくある話で、男性が治してもですね、また同じパートナーと性行為するとまたうつりますから。逆も同じです。ずっと2人で感染しあってるというのがありますから。基本的にはパートナーも治療しなきゃいけないんですよ、パートナーがいらっしゃる方は。
男性カウンセラー：なるほど。そしたら「奥さんにこんなこと言っちゃ悪いしな」と思わずに、きちんと「大丈夫か？」と言った方がいいんですね？
元神先生：そうです。
重症になってしまう患者さんの特徴とは？
男性カウンセラー：なかなかセンシティブな問題ですよ先生これは。女の人が認めるかな？認めないだろうなと思います。患者さんの統計的に見てみると、実はちょっとオラオラしてる感じの方って、少ない状態で来るんですよね。割とちょっとヤンチャっぽい感じの人は「ちょっとデキちゃってさー！」みたいな感じでポツポツあることが多いんですけど、こさえてくる人って本当にオドオドした方が多いんです。「僕がちょっとかかるとは思えないんですけど」みたいな感じで「どうかな？どうかな？と思って3ヶ月放ってたらこんなことに」みたいな。本当にこんなもりもりできてることがあるじゃないですか？性格的な問題でしょうか？
元神先生：性格まで分析は僕はしてないので。そうなんですかね。
男性カウンセラー：割と「自分は大丈夫」とか「こんなの見せるの恥ずかしい」とか「うつるわけがない」みたいに思っている人ほど、大量にできてくるケースが多い。先生としては「コンジローマはいち早く取れ」ですか？
元神先生：もちろんそうです！
男性カウンセラー：やり方としてはそんな大変ではなくて、炭酸ガスレーザーできちんと取ってあげると治ります。
元神先生：こういう動画のおかげで、最近はペニスが見えないぐらいにもりもりしてる方って少なくなりましたよ。青山のクリニックを始めてもうすぐ10年なんですけど、10年ぐらい前の時は「ペニスがどこにあるんだろう？」ぐらいな感じでコンジローマだらけの人とか、それが数ヶ月に1回ぐらいありましたよね？すごい方が。もう…毎回更新してて、この人がトップっていう人よりも更にすごい人が来てた時期がありましたよね？そういうのは減りましたよね？
男性カウンセラー：そうですね。
元神先生：いいんじゃないですか？
コンジローマは早い段階で治療すれば完治も早い
男性カウンセラー：結構この啓発が効いてるということですね。コンジローマは早い段階でやった方が完治は近いんですよね？
元神先生：もちろん。
男性カウンセラー：さっき言った「もりもりできちゃった状態」の方が大変なわけですよね？
元神先生：もりもりできてる方は本当に1年くらいかかりましたよ、治るのに。要するに治療してもまた再発を繰り返すんですよ。たくさんあればあるほど再発しやすいですので。
男性カウンセラー：再発すると、あたかも「病院がちゃんとやってないんじゃないの？」みたいな空気になるのはちょっと嫌でしたね。すごい一生懸命取ってくれますから。というわけで今回は、コンジローマなぜすぐ受診しないか？ということを患者さんの層や気持ちから紐解いてみました。「早く来てください」ということですね。
元神先生：そういうことですね。
男性カウンセラー：今回はコンジローマについて勉強しました。ありがとうございました。
元神先生：ありがとうございました。
医師 元神 賢太
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