【急増中】40、50代の包茎手術希望の患者様に何が起きているのか？
こんにちは、船橋中央クリニック・青山セレスクリニック東京青山院・青山セレスクリニック埼玉川口院 理事長の元神賢太です。今回は最近非常に多くなっている、４０・５０歳代の包茎手術について、解説いたします。
私も４０歳代半ばとなりますが、ここ数年で感じるのは「自分と同世代か上の年齢の患者様が多くなった」ということ。実際、ご来院なさる患者様の年齢別データを見ると、ここ３～４年で４０歳代、５０歳代の患者様のご来院が非常に多くなっています。「同世代のドクターにやってもらえると安心」という理由で、４０歳代半ばとなる私や院長の柴田医師を希望して来られる方も少なくありません。が、来院理由を伺っているとそれだけではないようです。
糖尿型包茎予備軍の急増
近年は見た目が若い中高年男性も多くなり、美容外科医である私にとってとても喜ばしいことです。が、一方で見た目は若いのに血圧や血糖値など、健康面の衰えが進んでいる方も多くいらっしゃいます。
診察時にヒアリングさせていただくと、「普通の仮性包茎だったが、ここしばらくで皮の先端がせまくなりむけにくくなってきた」と言う方が多いことが最近の特徴です。カルテに記載いただくデータが「糖尿病予備軍」と思われる数値の方も多く、診察をすると「糖尿型包茎」のケースも多くあります。
糖尿型包茎は血糖値の上昇とともに皮の出口がせまくなっていき、むけにくくなる、またはむけなくなってしまう状態を言います。もともと仮性包茎であったが、血糖値が高くなるにつれカントン包茎や真性包茎という具合に包茎が重症化していきます。むけにくくなると不衛生な状態が維持され、ますます皮の先端の炎症が進みむけなくなる、という悪循環となります。
健康志向でのスポーツジムやゴルフ人気も一因
中高年男性の健康志向が高まっており、筋トレ、水泳、ジョギング、トライアスロンをなさる方が増えているそうです。スポーツジムへ入会する方も急増しており、時間を気にせずトレーニングが可能な２４時間ジムも全国各地に次々と開業しています。また、ゴルフのプレー代の下落によってゴルフ人口も回復しており、ゴルフ場もにぎわっているようです。中高年男性のスポーツ人口増と、包茎手術の関係はあるのでしょうか？
答えは「大いにある」です。共通点は「人前で着替えるために裸になること」。包茎のままではかっこ悪いため、男性の前でも堂々とするために包茎を治したい、とお考えの方は非常に多くいらっしゃるのです。「スポーツ中に皮が毛を巻き込んで不快なため、包茎手術を受けたい」との理由からお受けになる方もいらっしゃいます。
介護・入院で迷惑をかけないために
４０代～５０代になってくると、お父様の介護をなさる方も多くなります。入浴や着替えなど、介護士や看護師のお世話を受けるお父様の姿を間近でご覧になることで、「包茎のままでは汚れやにおいで迷惑をかける。元気なうちに手術をしておかないと・・・」と気付き、手術を決意される方もいらっしゃします。体調を崩し、手術や入院が決まったことで包茎手術を決断なさる方もいます。いつかは自分も世話になる立場になる、と考えると包茎手術はよい選択だと思います。
年齢とともに加速する早漏を治したい
「年を取るとともに早漏気味となり、どんどん早くなっている・・・」とお悩みの方も大変多くいらっしゃいます。若い頃のようにセックスの回数が多くなるわけではないので、1回1回を長く楽しみたい、自分本位でなくパートナーを満足させたい、との思いから早漏防止治療の一環で包茎手術を決断なさる中高年男性もいらっしゃいます。
包茎が改善されることで亀頭が強くなり、射精のコントロールをしやすくなるため、早漏でお悩みの方には包茎手術をお受けになることをおすすめしております中高年の方がご覧になると、「あるある！」と大きくうなずかれる内容が多いと思います。同じ世代の男性として、患者様の立場に立ったアドバイスを心がけております。上記の内容に「思い当たる！」と思われた方、ぜひご相談ください。
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