【医師執筆】包茎手術の痛み、くわしく教えます。

包茎手術のポイント

こんにちは、船橋中央クリニック・青山セレスクリニック東京青山院・埼玉川口院 理事長の元神賢太です。今回は「包茎手術中、手術後の痛み」について解説します。

皆さんが心配なさる「包茎手術の痛み」について詳しく解説していきます。

包茎手術中・手術後の痛みについて

包茎手術の際の麻酔、手術中、手術後の痛みについて解説いたします。

術中の痛みはあるの?

包茎手術は、もちろん麻酔をかけたうえで行います。
麻酔が完全に効き、無痛状態であることを確認して手術を開始いたしますので痛みを感じることはありません。ご安心ください!

術後の痛みはどれくらいから出てくる?

ペニスに行う麻酔は、歯科麻酔と似ているとお考えください。治療から3時間ほどすると、徐々に麻酔が切れてきます(個人差があり、場合により一晩感覚がないケースもあります)。
麻酔が切れて痛みが出る場合、クリニックでお渡しする痛み止めを服用していただくことで痛みなくお過ごしいただくことができます。

包茎手術の麻酔は痛い?

包茎手術を行う際、麻酔を使用します。その痛みはどの程度でしょうか?

局所麻酔の方法

包茎手術の局所麻酔は、陰茎の根元、中央部分、亀頭直下という順番で行っていきます。
注射器による麻酔ですが、非常に細い針を使用します。
ペニスの皮を爪先でつねられている感覚、という表現が分かりやすいと思います。
麻酔はすぐに効きますので、完全に効いたことを確認したうえで手術を開始します。

無痛麻酔の方法

当院オリジナルの「完全無痛麻酔」は居眠りの間に手術が終了するため、痛みに対してご心配な方にも安心してお受けいただけます。
マスクを口にあてゆっくり呼吸するうちに、眠くなりやがてウトウトと居眠りをします。
目が覚めたときは手術は終了しており、手術中の意識はありません。

亀頭の痛みや腫れるリスクはある?

包茎手術を受けた後、亀頭の痛みや患部が腫れることはあるのでしょうか?クリニックが行うアフターケアの体制についても、解説します。

出慣れていない亀頭は、刺激に弱い?

カントン包茎や真性包茎でほとんど亀頭を露出したことがない方、仮性包茎でも皮をむかずに生活してこられた方の亀頭は、非常に敏感です。
外の刺激に慣れていないため、下着に触れるとビリビリとしびれる、痛がゆい感覚があります。
やがて生活するうちに亀頭が強くなり刺激に慣れていきますが、「亀頭を露出させたときのビリビリした感覚が不快でイヤ」という方には、亀頭を強化する注射治療もあります。

手術後に腫れて痛むことはある?

包茎手術で皮を取り除いた際、大小さまざまな多くの血管があります。出血はありますが、高周波メスで止血しながら手術を行います。
手術後に腫れるケースはほとんどありませんが、まれに手術後に皮の中で出血し腫れることがあります。
その場合、陰茎を圧迫させるような痛みが生じます。痛み止めで落ち着くケースが多いですが、万一痛みが強い場合はクリニックにて検診いたしますので、ご連絡ください。

手術後のアフターケアはどうなってる?

前述した通り、万一手術後に腫れが生じる場合などがあれば、クリニックへご連絡ください。
大きな腫れが生じた場合は処置を行うケースもございますが、そのような処置・アフターケアは無料で行っております。
手術後も安心して受診していただける体制にしておりますので、どうぞご安心ください。

性交痛など術後の痛みの体験談

出慣れていない亀頭はとても敏感で、少し触れただけでビリビリと痛がゆい感覚がありますね。
その状態で性行為を行うと、痛みなどはないのでしょうか?

真性包茎、カントン包茎の術後の口コミ

手術前の患者様からのヒアリング、口コミなどから「真性包茎やカントン包茎のままで性行為を行うのは、快楽よりも苦痛を伴うケースが多い」と言えます。
締め付けが強い包茎の場合、女性の膣に挿入したりペニスを手でしごかれたりすると、皮の締め付けが亀頭を圧迫しつつよい痛みを伴います。
さらに、刺激に慣れていない亀頭が触れたりすると、しみるような、痛いような、くすぐったいような、ビリビリするような、「複雑な感覚」となります。
とても気持ちがよいものではなく、女性を気持ちよくさせようという余裕はないようです。
パートナーである女性側からも、「セックス中も痛そうにしているので、気の毒で集中できない」「皮をむかず亀頭が出ていない状態でセックスしても、膣に触れる感覚がなく気持ちよくない」「そもそもペニスの汚れとにおいがあり、不潔なカントン包茎や真性包茎とはセックスしたくない」などネガティブな意見が多く寄せられます。

術後の自慰行為や性行為の痛み

包茎手術から1か月を経過すると、性行為(マスターベーション、セックス)が可能となります。
はじめは勃起時に突っ張る感覚がありますが、勃起を繰り返すうちにやがて皮はなじんで違和感はなくなります。
敏感な亀頭も刺激に慣れていきますので、痛みで性行為ができない、などはなくなります。
いわゆる「包茎ではない方の亀頭」と同じようになるため、苦痛や不快な感覚はなく性行為を集中して楽しんでいただけます。

締め付けが強い包茎と性交痛の関係

締め付けが強い包茎は、皮の先がきつい輪ゴムのようになっています。
亀頭が締め付けで圧迫される、出慣れていない敏感な亀頭が外から刺激される、というのはとても苦痛なことです。
旦那さんがカントン包茎・真性包茎のため痛みによりまともなセックスができず、妊活中の奥様が同行して診察カウンセリングに来られるケースも少なくありません。

まとめ

・包茎手術は麻酔はしっかりと効いてから行うため、手術中のいたみはない。
・局所麻酔は、非常に細い注射針で行う。その際、皮を爪先でつねられるような感覚がある。
・完全無痛麻酔は居眠りの間に手術が終わるため、はじめから終了までまったく痛みを感じることはない。
・締め付けが強い包茎、外の刺激に慣れていない亀頭は、性行為の際に痛みを伴うケースが多い。

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医師 元神 賢太
他院でも治療しきれなかった難易度の高いペニス治療では日本トップクラスの実力を誇るペニス治療の専門家。医療機関アワード「全国最優秀賞」し、TV出演なども多数。 慶応義塾大学医学部卒。慶応義塾大学病院勤務を経て、船橋中央クリニック院長となる。その後、青山セレスクリニック東京青山院、埼玉川口院を開設し理事長として美容治療を提供。 公式サイトURL:http://celes-clinic.com/

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