【現役医師が解説】ペニスの皮が切れる人は要注意！剥けなくなる？
出演者情報
元神医師：包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。
萩原靖洋：美容クリニック業界でカウンセラーとして25年のキャリアを持つカウンセラー。
ペニスのあかぎれの原因と解決法
萩原：こんにちは。ナビゲーターの萩原です。
元神先生：ドクターの元神です。
萩原：先生、今回は、聞くだけで痛い話を質問させてください。SEXの度にあかぎれのように皮が切れてしみるように痛い、というご相談について、原因と解決方法を教えていただきたいと思います。
性行為によるペニスの痛み
萩原：性行為をするとですね、皮が擦りむけたり切れることで、女性の唾液とか汗とか、性行為後の排尿、シャワー、飛び上がるほど痛いという相談、結構多く寄せられますね。患者さんに痛みを例えてもらうとですね、たまにおしっこをした時、ツーンとこう、尿道がしみるような感覚がありますけれども、それがずっと続く状態なんだそうです。
元神先生：クラミジアとか淋病を疑っちゃいますけど。
萩原：これはどういう状態なんでしょう？
元神先生：皮膚が切れての痛みでしたらね、やっぱりずっと続きますよね。性行為を全くしなければ自慰行為もしなければ治りますけど、治り切る前にまた性行為をして、また切れちゃう、その繰り返しですよね。
ペニスの炎症
萩原：包皮炎と呼ばれる炎症、などによって皮膚が弱っていて、そこから切れたりする、痛いという方がいらっしゃると。これちょっと包皮炎の絵描いてみましたけど、亀頭であるとかあるいは特に内ばんという薄いピンクの皮がなりやすいと思うんですが、これはどういう状態でなるんでしょうか？
元神先生：性病でもなりうることはありえますし、十分に濡れてないような状態でやっちゃうと、痛み、炎症は起こりますよね。擦れてね。
性病や十分に濡れていない状態での性行為が原因となって炎症が起こる
萩原：皮膚が擦れてしまってということですね。
元神先生：はい。
萩原：性行為をしばらくやめとかないとまたなっちゃうよと。
元神先生：繰り返す場合も多いですね。
萩原：大人になって性行為も自慰行為も我慢できないですよね。結局繰り返してしまうと。
カントン包茎の人は要注意
萩原：他には、糖尿の方なんかでですね。皮の出口の部分がきつくて、勃起したり性行為したりするとあかぎれのように切れてしまう、という状態ですけれども。これらもあります。
元神先生：あります。
萩原：カントン包茎の方であったり、あるいは糖尿の方ですね。若い方から年配の方まで幅広く炎症を起こしたというご相談来られますが、これ中高年以上の方が多いような感じします。
元神先生：そうですね。年齢とともにやっぱり皮膚の再生能力も落ちてるんですよね。若ければそんなの擦り傷とかもすぐ治るんですけど、年配とだと、あと糖尿病のある方っていうのは傷の治りが悪いんですよ。
萩原：中高年以上の方多くご相談に来られるというのは、必然であると。
元神先生：そうですね。
あかぎれがひどくなると剥けなくなる!?
萩原：皮を切除してしまうことが一番解決策ですか？
元神先生：そうですね。はい。このままにしとく、もう剥けなくなっちゃうことも多いんですよね。真性包茎みたいになっちゃって。
萩原：硬く、きつくなってしまってですね。これも、内ばんという薄いピンクの皮がずっと炎症を起こしたり、切れてしまうんですけれども、ここも取ってしまえば解決？
元神先生：包茎治療が一番解決しますね。
萩原：亀頭が常に出ていると、炎症は治りやすい。乾燥させとくことが一番っていうことですね。実はこれ悩んでる方って結構いらっしゃって、そういった方々には元神先生のクリニックでは包茎手術をおすすめするということですね。お薬で治すっていう方法もあると思うんですが、よそでお薬処方されてずっと治らないんだっていう方もいらっしゃいますけれども、急にパッと治っていくものではない？
元神先生：そうですね。やっぱり性行為ある程度、一定期間やめないと治らないですね。
萩原：軟膏塗ったりしてもなかなか難しいですね。繰り返す方であれば、包茎手術によって弱い皮膚を取り除いてしまう。あるいは締め付けてあかぎれになってる部分を取り除いてしまうことが一番の解決策っていうことですね。
元神先生：そうですね。
萩原：今回は、聞いてるだけでちょっと痛いですけれども、SEXの度にあかぎれのように切れてしみるように痛い、こすれて痛い、炎症を起こす、という方々のペニスの解決方法について元神先生に伺いました。
二人：ありがとうございました。
医師 元神 賢太
最新記事 by 医師 元神 賢太 (全て見る)
- 包茎になりたい男性ってどういう事？ - 2023年5月31日
- 男性ホルモンを上げるには毎日射精!? - 2023年5月31日
- 切らない包茎手術ってどういう事？ - 2023年5月30日