包茎かどうかをセルフチェックする簡単な方法
こんにちは、船橋中央クリニック・青山セレスクリニック東京青山院・青山セレスクリニック埼玉川口院 理事長の元神賢太です。
今回は「包茎かどうかをセルフチェックする簡単な方法」について考察しましょう。
この記事の目次
包茎のセルフチェック
「自分は包茎か、包茎ではないのか？」の判断がつかない方も多くいらっしゃいます。
ここでは、ご自分でできるセルフチェック法をお伝えいたします。
包茎は自分判断できるのか？
わざわざ医療機関で診断を受けなくても、「包茎かどうか？」の判断はご自分で行えます。
特に準備するものもなく、ご自分のペニスを見て、触って簡単に判断できる方法があります。
簡単にできるチェック方法
そもそも包茎とは、「亀頭が皮によっておおわれている状態」をいいます。
つまり、亀頭が皮によって包まれている状態であれば、少なくとも包茎の状態と言えます。
そのかぶり方も、
・亀頭のカリ首あたりまで。
・亀頭の真ん中くらいまで。
・尿道口の少し下くらいまで。
・亀頭のすべてがおおわれている。
・亀頭のすべてがおおわれた上に、まだ余っている。
など、皮の余り方によっていくつかのレベルがあります。
また、皮の出口の広さは個人差があります。
この出口もいくつかのレベルがあり、
・なにもしなくても自然にむける。
・かぶっているが、手を使えば容易にむける。
・手を使っても少しむけにくいが、亀頭をすべて露出できる。
・出口が狭く、ところどころ引っかかるがどうにかむける。
・出口がかなり狭く、途中までしかむけない。
・出口が非常に狭く、亀頭の先しか出せない。
・出口が非常に狭く、まったくむくことができない。
という具合に分類されます。
当院では「電話カウンセリング」も行っておりますが、かぶり方、出口の締め付け方を把握するうえで上記のようなチェックを行っております。
勃起したときに亀頭は出る？
平常時の包茎は仕方がない…せめて勃起したときだけはむけてほしい、と望む男性は多いもの。
機能面やセックス時の女性の前での見た目を考えると、勃起時だけでもむけてほしいというお気持ち、わかります。
平常時と萎縮時に亀頭は出てる？
平常時は皮がかぶっているが、勃起時は自然にまたは手を使えば容易にむける、という状態は仮性包茎であると推察します。
皮の量は多いものの出口の締め付けはほとんどなく、むけやすい状態です。
とは言え、1日の大半は皮がかぶったままのため、小さい、敏感で射精が早い、においがしやすい、汚れが溜まりやすい、などの欠点があります。
亀頭が露出しない場合は包茎確定！？
平常時に亀頭が3分の1以上かぶっている場合、包茎と診断されます。
汚れや機能面で考えると、この程度のかぶり方でも衛生面や機能面、見た目の面でデメリットが多い状態となります。
まして勃起時でも亀頭が出ないとなると、皮の出口の締め付けが強い、ペニスは大きくなってもまだ皮でおおわれるほど皮の余りが多い、と考えられます。
「亀頭が露出しない場合」は包茎確定、と言えるでしょう。
軽度の包茎、重度の包茎とは？
包茎と一口に言っても、皮の余り方や出口の締め付け方によって重度・軽度に分けられます。
「軽度」の包茎の症状と対処法
皮の余りが少なく、出口の締め付けがほとんどない状態を「軽度の包茎」と分類します。
ご来院された患者様が「軽度の包茎」で手術を受けたくないというご希望の場合、「日常的に皮をむいて、清潔を心がけておけば手術はせずに様子を見てよいでしょう」とお伝えしています。
ただ、年齢とともに症状が悪化するケースがあるため、注意が必要です。
「重度」の包茎の症状と対処法
亀頭が皮で7割以上おおわれている、皮をむくと締め付けがある、などの場合は「重度の包茎」に分類します。
皮が多ければ多いほど、むいた状態を維持することは難しくなります。
また出口の締め付けが強いほど、汚れが溜まりやすい、性行為が困難となる、などの欠点が生じます。
「重度の包茎」の場合は無理にむくと皮が戻せなくなることもあるため、早めに手術をご決断なさることをおすすめしております。
まとめ
- 包茎は自分でチェックができる。
- 皮の余り方、皮の出口の締め付け方で分類される。
- 皮の余りが少なく締め付けもない場合、「軽度の包茎」に分類される。
- 「軽度の包茎」日常的に皮をむき、清潔を心がけることが大事。
- 皮の量が多い、締め付けが強い場合、「重度の包茎」に分類される。
- 「重度の包茎」は無理にむくと戻せなくなるケースがあるため、無理にむかず手術を検討することが賢明。
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