【現役医師が解説】早漏は民間療法で治るのか!?

YouTube動画文字起こし

出演者情報

元神医師:包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。

男性カウンセラー:美容クリニック業界でカウンセラーとして25年のキャリアを持つカウンセラー。

早漏の原因とその対策

男性カウンセラー:こんにちは、ナビゲーターの男性カウンセラーです。

元神先生:ドクターの元神です。

男性カウンセラー:さて元神先生、人気企画の早漏防止治療についてですけれども、今回は早漏の原因とその対策は何があるかを元神先生にお伺いしたいと思います。早漏には「いろいろな原因があって」「こういう方法が効くよ」という事をネットで書かれているんですけれども、今回は医学的な見地で書かれているドクターたちの意見を一応集約してピックアップしてみましたので、先生のその真偽のほどを伺ってみたいと思います。よく早漏治療の場合だと私たちが包茎手術や裏筋のカットとか、あるいは亀頭への注射という話をするんですが、「結局自分のクリニックでやってる治療ばかりすすめているじゃないか」みたいな声もあるので、内服とか「民間療法的にこんなやり方もあるよ」という事もちょっとお伝えしつつ、それが効果があるのかどうかお伝えできればと思います。

早漏の原因の3本柱

男性カウンセラー:早漏には主に原因は3本柱があると言われています。メンタルが原因で射精が早まる心因性、亀頭やペニスが感じやすくなる過敏性、年齢・加齢によって筋力の低下で射精を我慢する事ができなくなる、いわゆる衰弱性。

元神先生:衰弱性www

心因性早漏について

男性カウンセラー:まず心因性の早漏。これはありますか?メンタル的な部分が原因で。これはいくつかのクリニックで出ている内容。

元神先生:ありますけどね。僕は経験した事ないです。僕の経験を聞いてるわけじゃないですよね。

男性カウンセラー:性行為で早く射精してしまった経験が心に残って、早く射精しちゃうんじゃないかという不安があると、交感神経が活発に働く。交感神経が活発になると興奮しやすくなって、射精もしやすくなってしまう。どうでしょうか?

元神先生:「射精」=「交感神経の最後の興奮」なんですよ。交感神経を抑えるのは射精を抑える点では理にかなっています。

男性カウンセラー:過去のトラウマのような感じで、「早く射精しちゃった」という事が不安に感じて、これで交感神経が刺激される、活発に働く。これはありますか?

元神先生:そこは謎ですね。そんな事ないんじゃないですか?

男性カウンセラー:ちょっとこじつけに近い?

元神先生:こじつけだと思いますけど。トラウマだったら逆に勃起しなさそうですけどね。

男性カウンセラー:そんな感じがしますけれども。

元神先生:どっちかと言うとEDの症状が出そうですけどね。

男性カウンセラー:なるほど。このクリニックのドクターが言うには、仕事や人間関係などのストレスでも同じように交感神経が活性化される。

元神先生:慢性的にストレスが溜まると交感神経が過敏になっている場合はありますね。

男性カウンセラー:それによって同じように早漏になるという事はあり得るかどうか。

元神先生:僕は経験ないですけどありえるんじゃないですかね?

過敏性早漏について

男性カウンセラー:次が過敏性早漏。治療に来る方が私どものところにも来てくださる方が多いかもしれませんが、亀頭や陰茎、その周りの皮膚の神経が過敏で少しの刺激で射精をしてしまうのが過敏性早漏。

元神先生1番治療がしやすい治療だと思うんですね、うちでもね。

男性カウンセラー:「性欲が強い」「健康的な」人がなりやすいとも言われて、若い世代に多い傾向にある。

元神先生:あとは慣れでしょうね。

男性カウンセラー:なるほど。そんな使い慣れていない、あるいは性行為の経験がないと興奮も高まって射精は早いでしょうね。

元神先生:自分の経験からしてもそうですよね。

男性カウンセラー:今日経験談が多い。確かにそうですね。段々年取ってくるとね。

元神先生:段々慣れてくると早漏が克服されるところはありますよね。

男性カウンセラー:ありますね。

元神先生:若い時の早漏はね。

男性カウンセラー:仮性包茎で普段は亀頭が刺激にさらされていない場合も性行為の時に触れられただけで射精しやすい。これはあります?

元神先生:ありますよね。

男性カウンセラー:若い時はどうしても早かったなぁと思うし、そんな話を周りとした覚えもあるなぁと思います。もうオジサンになってくるとそんな話しませんからね。

元神先生:しませんね~。

男性カウンセラー:段々慣れてくるんですかね?

元神先生:慣れてくるというか、実践が大事だと思うんですよね。マスターベーションとかでは訓練にならないと思うんですよね。昔このYouTubeで話したことありますけど、うちの高校の社会の先生が「マスターベーションの時も(射精を)我慢しろ」みたいな事を言ってましたけど、「それで訓練しろ」とか。実践が大事だと思いますけどね。練習いくらこなしてもダメだと思います。練習いくらこなしても強くならない。

男性カウンセラー:自主練じゃダメだという事ですね。

元神先生:試合に臨まないと。

衰弱性早漏について

男性カウンセラー:さっき先生が半笑いでおっしゃってましたが、衰弱性早漏。加齢によって男性ホルモンの分泌が減ると、射精をコントロールする、いわゆる我慢する筋力が弱くなる。筋力が低下すると射精しやすい状態になって、同時に筋力の低下は射精の勢いも弱める。また亀頭や陰茎の硬さがなくなると感じやすくなる。どうでしょうか?

元神先生全般的には衰弱性早漏ってあります。これは僕が徐々に経験し始めているんですけど。衰弱性早漏はどちらかと言うとEDっぽくなってくるから、EDかつ早漏が同時にきちゃう感じの事はあり得ますよね。

男性カウンセラー:2冠王ですね、フニャチンと早漏。

元神先生:女性からしたら最悪ですよね。

男性カウンセラー:そうですね。これは年齢によってあるという事。

元神先生:ありますね。

心因性早漏の対策

男性カウンセラー:まずはこれらの情報が正しいかどうか元神先生に確認をした上でと思ったんですが、それらの情報を出しているドクターが言うには、心因性早漏の対策としては飲酒してリラックスするといい。飲酒をすると勃起しにくくなるのであればED薬を使ってください。アルコールが入ってリラックスすると時間が長持ちするとかあるのかな?イきにくいというのはあるかもしれない?

元神先生:そうですね…。うん…。これはあの…

男性カウンセラー:歯切れが悪い。

元神先生:なんか自分の体験談を喋っているようでちょっと気持ち悪いんですけど。「アルコール」+「ED薬」というので克服するというのはありかもしれないですね。

男性カウンセラー:なるほど。パートナーへ申告してコンプレックスを共有するといいという。「俺そうなんだ」「早いんだ」っていうふうにもう言ってしまって、相手にそれを受け入れてもらう。

元神先生:それはいいんじゃないですか?協力して射精しないようにするとか。想像してますけど、これも全然経験談じゃないですよ。女性側がすごく動きとかが激しかったり、声とか激しくてそれに興奮し過ぎちゃう事はあるかもしれないので、「ストップ」。

男性カウンセラー:「淡々としといてくれ」

元神先生:あとは自分がイキそうな時に「ちょっとストップ」とか、「タイム」とかそれくらいの仲になればいいですけどね。

男性カウンセラー:そうですね。それ言ってあるといいですよね。パートナーに申告してコンプレックスを共有する。これは結構アリな感じですね。そして薬の服用。プリリジーと呼ばれる内服薬があるんですけれども、これは先生のクリニックでも扱っている?

元神先生:扱ってますね。

男性カウンセラー:「プリリジー」の有効成分であるダポキセチンは交感神経を鎮めて脳の過剰な興奮を抑える事で射精時間を延長させる効果があるよと。アメリカの臨床データではダポキセチンを「30ミリ」内服したグループは「2分47秒」、「60ミリ」を内服したグループは「3分17秒」射精を遅らせる事ができたと報告されています。結構じゃないですか。「2分47秒」と「3分17秒」伸びるって。

元神先生:気をつけないといけないのはプリリジーを飲むと、もしかしたらEDになっちゃうかもしれないです。その時に勃ちが甘かったり、本当に興奮していない可能性があるので。

プリリジーを飲むと飲んだ直後はEDになってしまう可能性があるので注意が必要

男性カウンセラー:興奮を抑えるからですか?

元神先生:そうそう。僕は実際飲んだことないんですよ。EDの方が嫌だから。

男性カウンセラー:なるほど。ちょっと良し悪しというところがありますね。薬の効果としては結構認められているものですか?プリリジー。

元神先生:日本では発売されてないですけど、それなりに(効果が)あるからウチでも処方してますけど。患者さんは「効果ある」という方はいますね。こんな話したら「この企画なんだよ」という話になっちゃいますけど、早漏よりもEDの方が嫌われると思いますよ、女性にはね。

男性カウンセラー:女性側の早漏の印象というのもちょっとネットで見てみたんですけれども、かえって「長く入ってる、挿入されていると嫌だ」という女性もいて、だったらもう「とっとと終わらせて欲しい」じゃないですけど、いいところで終わった方がまだ満足度は高いという。

元神先生:あとは若ければ2回戦とかすればいい。さすがに2回目はもう少し長いでしょ?

男性カウンセラー:そうですね。

元神先生:若い方の早漏はなんとかなると思うんですけどね。

男性カウンセラー:打席で稼げと。

元神先生:実戦でどんどん強くなれば。

心因性早漏の対策まとめ

男性カウンセラー:心因性の対策としてはお酒でリラックスし、勃ちにくいのであればED薬を飲む。これはアリでしょう。パートナーとコンプレックスを共有すると。協力してもらうのもアリでしょう。プリリジーもほどほどの効果はある。ただ勃起しにくくなる可能性もあるから注意が必要という事ですね。

過敏性早漏の対策

男性カウンセラー:過敏性(早漏)の対策。ペニスが刺激に弱くて過敏に反応してしまう癖をトレーニングによって矯正する。これは先生の高校時代の先生の話。

元神先生:「練習しろ」と。「マスターベーションの時に練習をしろ」と。

男性カウンセラー:マスターベーションの時に射精を寸止めする。射精直前に亀頭を手で数秒間圧迫し、射精の波が過ぎ去ったら(マスターベーションを)続ける。これがその先生が仰ってたやり方ですね。

元神先生:そんな正確な事は言ってないですけど、「練習しろ」って言ってましたけど。僕はマスターベーションでは強くならないと思いますけどね。

男性カウンセラー:若い頃、僕やったことがあって…。あんまり効果ない…。結果ね。

元神先生:やっぱ実践が大事なんですね。

男性カウンセラー:実戦が大事。クリニック的な話をするならば、亀頭や陰茎の感じやすさが原因なんだったら亀頭へ注射剤を入れて強化したり、包茎手術で亀頭を常に露出させたり、裏筋の切除をする事によって感覚を大分コントロールしやすくなりますね。という事を言うと結構叩かれるんですよ。炎上するんですよ。「すぐ治療をすすめる」って。

元神先生:そんな事ないですよ。だから実践が大事。

男性カウンセラー:実戦が大事。

元神先生若い時は何とかなる気もするけどね。実践を重ねれば。

男性カウンセラー:こういった過敏性の対策をする事によって、自信が回復して心因性。セックスに対してストレスになって不安を感じているのは治る見込みも十分にある。それはありそうですね。

元神先生:そうですね。早漏も程度によるんですよね。入れた瞬間5秒持たない方とかもいらっしゃるので、ある程度数をこなしてきてそういう状態なら次の段階の手術とか、次の段階の治療をおすすめしますけどね。

男性カウンセラー:女性側に聞いてみたいのは極度の早漏の人だとセックスそのものが楽しめなくて別れる・別れないの理由になったりするのか?というのは聞いてみたい。

元神先生極度の早漏は治療がいいんじゃないかなと思いますけどね。

衰弱性早漏の対策

男性カウンセラー:衰弱性早漏の対策。射精をコントロールする筋力を鍛えるトレーニング。肛門を「ギュッと締めて」「緩める」、「ギュッと締めて」「緩める」を繰り返す事で射精を止める筋力を鍛えられるそうです。女性の場合も同じトレーニングで膣の締まりをよくする事ができる。

元神先生どうなんですかね?それちょっと分からないですね。

男性カウンセラー:これで射精をコントロールするトレーニングなんだというのも初めて聞きましたけれども。

元神先生:それはちょっと無理があると思いますね、やっぱり。

男性カウンセラー:年齢によって亀頭や陰茎の硬さがなくなってくる、ちょっとED気味にくると、感じやすくなるというのは実際ありますか?硬い方が守られるのか、柔らかくなってくると感じやすくなるのか。

元神先生:いや、すみません。分かんないです。加齢による早漏はありますけど、何が原因かと言われると1つじゃないと思うんですよね。

男性カウンセラー:難しい。

元神先生:難しいですね。

男性カウンセラー:柔らかくなってきて感じやすくなるのであれば、僕は先生からは「ED薬で硬さを出して刺激に強くするといいよ」という答えが出るのかなというふうに思ってたんですけども。

元神先生:それが1番大事なんですよ。まずEDを克服するのが老人とか僕ら世代にとってはまず大事ですね。それでもなお早漏を克服できないのなら考えましょう。

まとめ

男性カウンセラー:「手術的な事をすすめると結構炎上するんです」という話をしましたけれども、でもやっぱり患者さんの満足度は高いじゃないですか。だから結論としては本当はこういう民間療法的なやり方を試しても時間としては遠回りな気がして。

元神先生:最後に行った衰弱性の早漏はまずEDを治すのが大事なので、EDは民間療法ないです。意味ないです。だったら薬の方が絶対いいです。

男性カウンセラー:そうこうしているうちにだんだん勃起に影響してきちゃうような気もするので、それこそ時間の無駄という気もします。今回は先生の経験談・体験談も多様に含めながらお届けしました。早漏の原因の3本柱と対策。分かった事は年を取ると勃ちにくくなるからEDをます克服しましょうという。まずそこが大事ですね。

元神先生:あとは若い方は実践慣れをしてください。

男性カウンセラー:試合をどんどん重ねるという事ですね。今回はなんとなく先生とのフリートークみたいな感じになりました。ありがとうございました。

元神先生:ありがとうございました。

The following two tabs change content below.
医師 元神 賢太

医師 元神 賢太

他院でも治療しきれなかった難易度の高いペニス治療では日本トップクラスの実力を誇るペニス治療の専門家。医療機関アワード「全国最優秀賞」し、TV出演なども多数。 慶応義塾大学医学部卒。慶応義塾大学病院勤務を経て、船橋中央クリニック院長となる。その後、青山セレスクリニック東京青山院、埼玉川口院を開設し理事長として美容治療を提供。 公式サイトURL:http://celes-clinic.com/

お気軽にご相談下さい

セレスクリニックではこれまでの治療実績に基づいて医師・カウンセラーが責任を持って情報を公開しております。ネット上には医療関係者ではない方の無責任な情報が蔓延して社会問題化しておりますのでご注意頂くと共に治療を本格的に検討される方は是非一度カウンセリングにお越し下さいませ。

セレスクニリックの包茎治療を今すぐチェック