【性病画像付き解説】なぜ包茎だと性病になりやすいのか?

コラム

こんにちは、船橋中央クリニック・青山セレスクリニック東京青山院・青山セレスクリニック埼玉川口院 理事長の元神賢太です。今回は「包茎のペニスは性病に感染しやすいか」について解説します。

包皮にコンジロームが発症した状態。

性病の種類と感染経路

性病・性感染症(STD)は、性行為・性的接触(セックス・オーラルセックスなど)によって感染する病気と定義されています。主に、梅毒、HIV、淋菌感染症(淋病)、性器クラミジア感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、ケジラミ症などがあり、性感染症の菌やウイルスを持った相手と性的接触をすることで感染、発症します

近年は性風俗店の値下がり、出会い系サイトの広まりとともに不特定多数の方と性行為に及ぶ機会が増えたため、性病感染者が急増しています。当院でも性病検査・治療を行っておりますが、性病関連のご相談は非常に多くなっています。

包皮にコンジロームが発症した状態②
包皮にコンジロームが発症した状態③

包茎は性病に確実にかかりやすい

今回は「包茎のペニスは性病に感染しやすいか」というテーマですが、結論からお伝えすると「包茎は性病にかかりやすい」と断言できます。性病、性感染症は性器の粘膜を介して感染します。健康な皮膚から感染する可能性は低く、粘膜が弱っている状態の場合感染のリスクが高まります

性病にかなりやすい仕組みとは?

亀頭自体は、ごく薄い皮膜によって亀頭粘膜を保護しています。包茎の状態の亀頭は常にジメジメと湿り不潔な状態を維持しており、「ウイルスや細菌に感染しやすい、抵抗力がない弱い粘膜」となります。
また、包茎の皮は内板(ないばん)と呼ばれる薄いピンク色のエリアが広いことが特徴で、セックスやマスターベーションで傷付きやすく、そこから感染しやすいという欠点もあります。

カンジダ性包茎
包茎のため、亀頭と包皮が炎症を起こした状態。

包茎手術によって、感染の原因となる傷付きやすい包皮の内板(ないばん)部分がほぼなくなり、亀頭が常に乾燥した状態で清潔になると、性病に感染するリスクは減らすことができます

包茎手術後の状態。炎症を起こした包皮はなくなり、亀頭部は乾燥し清潔な状態となっている。

包茎の人の性病予防法

もちろん、不特定多数との性行為は避ける、コンドームを着用するなどの予防策は大事ですが、包茎手術によって弱い亀頭は常に乾燥していることで清潔で強くなり、炎症を起こしていた包皮もなくなるため、「病気に強いペニスに生まれ変わる」ことができます。

性病と包茎は密接な関係にあります。性病に負けない強いペニスに変わるために、性病への感染予防として包茎手術をご検討ください。

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医師 元神 賢太
他院でも治療しきれなかった難易度の高いペニス治療では日本トップクラスの実力を誇るペニス治療の専門家。医療機関アワード「全国最優秀賞」し、TV出演なども多数。 慶応義塾大学医学部卒。慶応義塾大学病院勤務を経て、船橋中央クリニック院長となる。その後、青山セレスクリニック東京青山院、埼玉川口院を開設し理事長として美容治療を提供。 公式サイトURL:http://celes-clinic.com/

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