コンドームを付けなかった場合に感染確率が高い性病とは?
この記事の目次
出演者情報
元神医師:包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。
橘:患者の悩みを時間をかけてお聞きする。「寄り添い型」カウンセラー。
川村:美容医療女性カウンセラー。
伊藤:美容医療女性カウンセラー。
コンドームに対する意識調査
伊藤・川村:生はダメ!絶対!
元神先生:それは本音ですか?
川村:生はダメです!絶対!ダメです。
元神先生:恋人同士でも?
川村:ダメですね。
元神先生:だって生の方が気持ちいいっていう男性もいますし、女性もいるじゃないですか。それは変わらない?
伊藤:男性の方が感じるんですかね、きっと。
元神先生:女性はあんまり関係ない?
川村:なんか精神的負担がかかるので…生だと。不安要素が増えてしまうので。例えば妊娠であったりとか性病とかって考えると、ちょっと楽しめない…。
元神先生:そういうことね。不安要素が気持ち良さよりも大きくなっちゃうから。伊藤さんもそういう感じですかね?
伊藤:確かに性行為が終わった後、男性はその後なんにも考えてないって言ったらちょっと悪口みたいになっちゃった。何も考えてないですけど、女性は3〜4週間不安でいなきゃいけないっていうのは、一応このチャンネルで知っておいていただきたいかなというところです。
橘:伊藤さんからもお話があったようにですね、今回は啓発運動ではないですけれども、コンドームをつける・つけないという部分、これもずっと前からある問題ですが、実際にコンドームに対する意識調査のデータがあるので、ちょっとそこを皆さんに意見を聞いていきたいなと思っております。まずこの調査がですね、15〜29歳の日本の若者3266人と、30〜64歳の大人2072人を対象にした調査になります。
元神先生:結構しっかりした調査ですね…人数が多いですね。
妊娠が目的ではなく、避妊をせずに性交渉したことがありますか?
橘:そうですね、母数が多いです。まず1つ目ですね、妊娠が目的ではなく、避妊をせずに性交渉したことがありますか?という質問に対し、したことがあるというのは全体の27.8%。
元神先生:これ膣外射精を除いてるんですね。生でヤッて最後射精は膣外っていうのは除いてるというデータなんですね。
橘:そういうことですね。なので男性の27%は実際にそういった経験がありますと。
元神先生:なかなかしないよね。ゴムをつけなかったとしても、つけなかった場合はさすがに膣外射精するケースがほとんどってことですよね。
橘:そうですよね。女性はなぜか44%ということで、男性の比率よりも高い。なぜでしょうかね?
元神先生:女性の方が複数の人とヤるからです。
橘:なるほど…。単純に人数が多いからそういったケースも必然的に多いと。
なぜ避妊せずに性交渉をしたの?
橘:これに対して、なぜ避妊をせずに性交渉したのですか?という質問に対していくつかの回答があるんですけれども。まず1つ目が、避妊なしで性交渉しても大丈夫だと思った。男性22%、女性も21%。
伊藤:結構高いですね。
元神先生:結構無知ですね。
橘:無しでも大丈夫という、これは実際どうなんですか?
元神先生:生理中は大丈夫ですけどね。
川村:いやでもデータで…精子が生き延びる可能性があるので…10日とか2週間。それで排卵に来てっていうのは結構…
伊藤:聞いたことある。
川村:生理中だからといって妊娠しない可能性はないよっていう教えとかはあるみたいですけど。
橘:じゃあ確実ではないということですね。次がですね、避妊具の用意がなかったから。男性13%、女性15%ということで。
元神先生:でもそれだったら膣外射精は最低限しますよね、普通は。早漏すぎて中出ししちゃったってことですよね。
橘:そうですよね。
元神先生:コントロールできなくて。そういう人もいるってことですよね。
橘:この用意がなかったから、というところに対して女性側の意見としてはどうですか?
伊藤:ゴムがないってなった時にじゃあ買ってきてってなったことありますか?
川村:買ってこさせたことあります。
橘:伊藤さん言えない?
伊藤:そっか〜って…。
元神先生:じゃあやっぱり生でヤッちゃう?
伊藤:なんでそういうこと言うんですか。
元神先生:でも膣外射精すれば率はぐっと下がりますけどね。
橘:ここで今伊藤さんからあったんですけれども、相手に言いづらかったから。男性2.2%、女性22.7%、ということで、やっぱり女性は多いわけですね、男性に比べても。そういう場面になっても結局言いづらくて、そのまま受け入れてしまうと。
元神先生:だからこれはやっぱり男性はちゃんと考えないといけないですよね。
伊藤:つけてほしいということは言えると思うんですよ。そこまでは。
元神先生:なかった場合だよね。
伊藤:なかった場合、しょうがないか…ってなっちゃうのが嫌。持ってますか?常に、皆さん。
元神先生:僕は他ですることがないので…別に…
橘:じゃあ次ですね。これも同じような形なんですけれども、避妊したいと言ったが相手がしてくれなかったから。男性4.9%、女性16.3%。
伊藤:ん?でもちょっとこの数字があるっていうことは、男性自身が「避妊したい」って言ったのに女性に「しないで」って言われたってことですよね。
元神先生:たまにいますよこういう人。
川村:それって男性側は嬉しいんですか?やった〜みたいな。
橘:どうなんだろうな…。
元神先生:ないよね、それは。
伊藤:男性も不安になっちゃうからってことですか?
元神先生:その女性は多分ですよ、ピルを飲んでるからとかそういう理由だけど、もし本当はピル飲んでなかったら…妊娠しちゃうわけじゃん。そういう逆不安。
伊藤:そういうダマサれた大賞みたいなのがあるんですよね。
元神先生:そうそう、そういうのありますよ。
橘:お互い不安ということですよね、まずそもそも。コンドームがあるない問題に関しては。男性も不安だし女性も不安ということですよね。次が最後ですね。コンドームをつけると快感が損なわれるから。男性25%、女性14.5%。
コンドームの有無で快感が変わる?
元神先生:女性はやっぱり少ないんですね。あんまり関係ないってことだね。
川村:変わらないと思います。
元神先生:変わらない?
川村:変わらないですよね?
伊藤:…
元神先生:伊藤さんは変わるんだね。伊藤さんは違いがわかる女だからね。
川村:多分気持ちの問題だと思うんですよ。
伊藤:そうですよね。
川村:女性が多分コンドームがなくセックスをできるというのは、一部を除いては妊娠のリスクを受け止めているわけですから、それこそ喜びなわけなので、それが気持ちいいというのに直結してるだけであって、ゴムのあるなしが感度に直結してないと思うんですよ。
元神先生:なるほど。
川村:あまりにも薄いので。
伊藤:なるほどすぎます。
川村:気持ちの高まりなんですよ、絶対に。
橘:まあ実際にですね、コンドームつけると快感が損なわれるから、これが一番多いんですけれども、やはり男女ともに予防という観点、避妊もそうですけれども。
元神先生:やっぱり妊娠よりも性病の予防なんですよ、一番はね。先ほどお話したように膣外射精ではある一定で妊娠は回避できるんですけど性病は予防できないので。なので、性病という点では絶対つけた方がいいですね。
コンドーム付けなかった場合に感染する確率が高い性病
橘:これちなみにコンドームをつけずに本番行為をしてかかる可能性が高い順でいうとどういうものがありますか?性病に関しては。
元神先生:かかるリスクというのはどれも高いんです、いわゆる淋病、クラミジア、尖圭コンジローマ。この3つが一番多いですけども、淋病は一般女性が持ってる確率は結構低いです。風俗女性が多いので。クラミジアは一般女性も結構持ってます。尖圭コンジローマも一般女性は結構持ってます。深刻度合いは尖圭コンジローマですよね。子宮頸がんが女性にこれだけ多いというのは尖圭コンジローマのウイルスも関与してるので…複数相手の女性とか、女性にも言えますし男性にも言えますから、それがみんなコンドームなしで性行為してると、どんどん子宮頸がんのリスク、男性の場合は陰茎がんのリスクは高まっていきますよね。今はワクチンとかありますけど、子宮頸がんとか陰茎がんのリスクを回避するために。
橘:ということで、今回はコンドームについてお話してきたんですけども、やはり全体的な予防的観点、避妊的観点からいうと、間違いなく必須ですということで。性病のためにも必ずつけましょうということで。生はダメですということで締めたいと思います。
医師 元神 賢太
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