【看護師の本音】包茎の患者様についてどう思ってる？臭う？
この記事の目次
出演者情報
元神医師：包茎や早漏治療などのペニスの悩みを発信している「Dr.元神チャンネル」主宰。
橘：患者の悩みを時間をかけてお聞きする。「寄り添い型」カウンセラー。
マッキーさん：看護師YouTuber。『看護師マッキー【メンズヘルス専門チャンネル】』を運営。
看護師のマッキーさんに男性の包茎事情を聞いてみた！
元神先生：今回は、YouTuberで実際看護師である、マッキーさんにお越しいただきました。
マッキーさん：よろしくお願いいたします。
元神先生：自己紹介お願いしてもいいですか？
マッキーさん：私はですね、現在チャンネル登録者数が9万7000人で、男性更年期障害などのメンズヘルスについて発信をさせていただいております。泌尿器科の経験が6年ありまして、YouTubeと泌尿器科の経験をもとに、書籍を発売させていただいております。よろしくお願いいたします。
橘：よろしくお願いします。ということでですね、今回はYouTuberであるマッキーさんと元神チャンネルのコラボになるんですけれども、我々のチャンネルもマッキーさんのチェンネルもですね、男性の、それこそ本にも書いてあるように、射精だったりとか勃起だったりとか、男性機能というところについての企画をお互い出してるわけなんですけども。今回は看護師のマッキーさんに、男性の包茎事情についてお話を聞いていきたいなと思います。
マッキーさん：頑張ります！
橘：この企画はですね、看護師目線で包茎の患者さんと包茎でない患者さんの、医療行為中にどんな差があるのかというところをですね、聞いていく企画となっております。
包茎の男性はどのくらいいるの？
橘：先生ちなみに、男性の包茎についてなんですけれども、割合的には男性のうち何割が包茎なんでしょうか？
元神先生：ほとんどの皆さんが仮性包茎ですよね。ズル剥けという方は意外と少ないんじゃないですかね、常に亀頭が出てる方、2割くらいと言われてますからね。
橘：じゃあ8割は基本包茎と。
元神先生：そうですね。
橘：マッキーさんは、ちなみに印象的に大体8割ぐらいは包茎だなっていうのって、なんとなく共通の理解ですかね？
マッキーさん：そうですね。働いていた時に、「うわーこの方ないもない！」っていう印象はないので、おっしゃる通りそのくらいの割合になると思いました。
男性が包茎手術を受ける理由？
橘：実際にうちのクリニックでも包茎手術を受ける方は非常に多いです。実際に先生、包茎手術をされる方の受ける理由というか、皆さんなぜ包茎手術を考えるかっていうところをちょっとマッキーさんに教えていただきたいと思うんですけども。
元神先生：受ける理由は…見た目ですよね、1番はね。ですので、あとは衛生状態。どうしてもやっぱり匂いがしちゃう。あと…介護のために恥ずかしくないようにとか、そういう理由で受けますね。最初の見た目なんですけども、見た目って結構女性との性行為とかそういうためかと思えばですね、実際は結構同性同士のお風呂とか、そういった場面で恥ずかしくないように手術を受けられる方が非常に多いです。
マッキーさん：そうなんですね！
元神先生：これは非常に多いです。多いのがゴルフ場での入浴で、僕つい最近高校の友達と久しぶりに会って飲んだんですけど、ゴルフ後の入浴について話してて、彼自身はすごい自信があるらしいんですけど、他の同僚から大きいですねみたいなことをよく言われるみたいなことを、ちょっとマウントしてきましたけど、彼は。そういう同性からの見た目のことで手術される方は多いです。
マッキーさん：すごい勉強になりました。
橘：これ実際に男性側的には、やっぱり入院する時とか、もちろん女性の看護師に見られることがやはり割合的に多くなると思うので、その辺を考える方って非常に多いんですけど、マッキーさんはその男性の心というか、そういった部分ってなんとなく理解できたりしますか？
マッキーさん：実際病院で働いてる時は、全くこれっぽっちも微塵も考えてなかったんですけれど、YouTubeにいただくコメントから、もうちょっと配慮してあげれば良かったなと思ってます。
橘：やっぱり視聴者からのそういうお声はあるわけですね。
マッキーさん：はい。逆に女性に洗われたい、女性に見られたい、けども逆に同性の看護師は絶対に嫌だ、僕は慣れてないからって方がいらっしゃったので、そういった同性同士だからこそ嫌なことってあるんだな、逆に良いことだと思ってたんですが、お話がさっきマッチしました。
看護師が医療行為で男性器に触れる場面とは？
橘：マッキーさんちなみに、看護師が医療行為を行うにあたって、男性器に触れる場面っていうのは、実際どういった時にありますか？
マッキーさん：一番多いのが、ほぼ毎日のように行われる体を拭く時ですね、清拭と呼ばれる時に自分で自立をされていない方はオムツ、カテーテルを使っているので、清潔が保たれない時に看護師が介入をして触るという行動を取ります。
橘：実際にそれは清拭とか、あとは陰部洗浄などで、実際に男性器に触れることはあるということですね。結構日々のルーティン作業だと思うんですけれども、実際にそういう時って意識的に何かを考えることってあります？
マッキーさん：ナースステーションの中で、「あの方大きいよ」というのはなかったです、残念ながら。そういうのがあったら意識してたかもしれないんですけれど、そこまでの看護師の仕事に余裕がないのが正直なところでして、流れ作業的にいかに早く、いかに確実に洗って拭き取って、必要であれば薬を塗るかっていうのがミッションになってますので、そこまで覚えてないのが正直なところです。
橘：実際に、年齢関係なく、やっぱり男性側は出すわけじゃないですか。意識がある方で言うとですね、そういう時って恥ずかしがる患者さんって多いですか？
マッキーさん：40〜50代の方は、すごく顔が赤くなってしまって申し訳ないなと思ったことは本当にあります。
元神先生：もっと若い人はもっと恥ずかしがりますよね？
マッキーさん：20代の方とかはあえて20代の看護師ではなく、もうちょっと年配の看護師が入っていた気がするので…
元神先生：それでも恥ずかしいですよね。
マッキーさん：そうですよね。
橘：年配の看護師が入られるんですか？
マッキーさん：私の場合はそこまで記憶がないことから考えて、20代の頃って経験を積まなければいけないので、20代の元気な方を受け持ちというよりかはもっと難しい方を受け持たしていただいていたので、そういったところから年配の方が清拭や陰部洗浄に入っていたのかなと、今思うと思いました。
橘：なるほど。じゃあ若い方同士、看護師も若くて患者さんも若いというところはあんまりケースとしては多くなかったってことなんですね。
マッキーさん：私の時はですが、先生の時はどうでした？
元神先生：いや病院によりますよね、ほんとに。僕は過去に色々結構怪我して入院してるんですけど、昔。高校時代に入院した病院は整形外科病院だったんですけど、看護師もめっちゃ若い看護師ばっかです。みんな患者さんとめっちゃ付き合ってましたよ。
マッキーさん：整形外科って結構多いんですよね。
看護師業務で患者様の男性器の臭いは気になった？
橘：あとはですね、もう1つ。今回は包茎についての事情なので、1つ聞きたいんですけれども、実際に入院患者さんのペニスの部分で、それこそ包茎だったりとかそういった状態によって、匂うこととか、衛生面的にですね、気になる部分だったりとかって接する中であったりします？
マッキーさん：直接包茎だから、包茎ではないからというところで匂いは感じてはいませんでした。逆にそれ以外のお小水の匂いだったりお通じの匂いの方が強烈なので、看護師側から包茎だから匂うねって会話をした記憶は私はないですね。
橘：じゃあそれこそ入院時に皮が被ってるのは気になる、見た目的に被ってるのが恥ずかしい、という方もいれば、やっぱり被ってると匂いがとかって気にされる方もいるんですけど、そういうのは正直あんまり看護師的には気にならない？
マッキーさん：そうですね、おそらくこれくらい顔を近づけたらわかるかなと。カビが生えるじゃないですか、そういう時にすごい大量に薬を塗る時に、「失礼します！」ってこうやって塗る時に、もしかしたら匂うかもしれないんですけど、顔を近づけない限りはそんなに気にならないと思っていただいていいと思います。
橘：なるほど。じゃあ結構今後の入院とか、そういった部分を気にされて、今後手術をしようかなとかっていう風に実際考える方も多くいらっしゃると思いますので、その方に対しては、匂いというポイントに関しては、正直そこまで気にしなくても大丈夫ということが言えますかね？
マッキーさん：はい、私は適度に洗っていただければ、それ以上ゴシゴシ洗う必要はないと考えています。
橘：あとは見た目的に、それこそ同性も含め、見られるのがちょっと恥ずかしいというところ、男のプライドとしてですね、見た目良くしたいという方は、手術を検討されても良いのではないかというところですね。
真性包茎の患者様は尿道カテーテルを入れる際に切られる？
元神先生：あともう1つ真性包茎の場合は尿道カテーテル入れられないじゃないですか。あの場合は一般病院ではどうしてました？勤務されてた頃は。
マッキーさん：ほぼほぼいらっしゃらなかったですね。
元神先生：僕は外科医として勤務した時は、ベットサイドでカテーテル入れてくださいって1年目の時に看護師に言われて、でも真性包茎だから当然入れられなくて、当時そんな技術も知らないから、オンコールで泌尿器科の方を呼んで、局所麻酔したかも覚えてないんですけども、ハサミでザクって切って、血だらけになるんですけど、それでカテーテル入れて、あとは圧迫みたいな感じで、結構豪快だなと思った。
橘：でも確かに真性包茎の場合はカテーテルなどを考慮すると、やっておくべきですよね。
元神先生：真性包茎は絶対困ります。
元神先生：病院側が結局そういう処置をします。包茎治療はですね、どの包茎の状態でも大体20〜30分くらいで終わります。包茎の手術の方法自体いろんな方法があるんですけども、僕がやってる方法は亀頭の真下に傷がくるようにしてまして、全部手で縫うんですよね。もう1つクランプ法っていって、器具を使って簡単に縫い合わせる方法もあるんですけど、それだと結構傷が目立ったり、皮膚がダボついたりして、いかにも手術したなっていうのがバレちゃうので、亀頭の真下に実際に手で縫合することによって、すごく傷も綺麗になりますし、目立たないので、そういう方法でやってます。手術後はですね、禁欲期間とかはあるんですけども、大体2週間後くらいに通常抜糸をして終わりですね。
橘：結構年齢層的にもすごく幅広いですよね。
元神先生：いろいろありますね。あと若い方もいらっしゃれば、それこそ入院介護のために受けられる高齢者の方もいます。
橘：なので、実際に看護師にお世話をされるというところ、気になる方はそういった手術などもですね検討しながら、ただ看護師目線としては、正直ルーティンワークなので正直そこまで気にしてない…
マッキーさん：…人が多いと思います。
橘：はい、ありがとうございます。ということで、今回は看護師目線の包茎についての考えを教えていただきました。この動画が参考になった方はぜひ、チャンネル登録、そして高評価もよろしくお願いいたします。
医師 元神 賢太
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