【要チェック】包茎手術の料金の相場(保険治療、自由診療治療)

包茎手術のポイント

こんにちは、船橋中央クリニック・青山セレスクリニック東京青山院・青山セレスクリニック埼玉川口院 理事長の元神賢太です。今回は多くの方が気になさる「包茎手術の料金相場」についてご説明いたします。

包茎手術の保険適用診療治療

包茎手術は自由診療で行うクリニックも多いですが、包茎の状態により保険適用で治療を受けることも可能です。「安い料金で受けられる、保険適用で受けたい!」とお考えの方も多いかと思いますが、仮性包茎は適用になるケースは少なく、「カントン包茎や真性包茎など、日常生活に影響を及ぼす重篤な状態の包茎」が保険適用の対象となることが一般的です。

ただし、自由診療の治療方法と保険適用の治療方法は、その仕上がりに大きな差が出るためその点を理解したうえで受ける必要があります。

 

上記:写真上は保険診療の環状切開法、写真下は当院の亀頭直下埋没法。

包茎手術の自由診療治療

一方の自由診療治療ですが、保険診療の方法と異なり、美しい仕上がりを追求した治療方法を提供できるため、「傷跡をきれいに仕上げたい」「周囲に包茎手術を受けたことがわからないように仕上げてほしい」とお考えの方におすすめです。ただし、すべてのクリニック、ドクターが高い技術を持ち、多くの経験があるわけではありません。

また、自由診療治療は保険診療と異なり、クリニック側が料金を自由に設定できます。あくまでも一部の自由診療クリニックが行っていることと信じたいですが、「自由診療クリニックの包茎手術でぼったくられた」との話を聞くことがあります。

自由診療クリニックのぼったくり料金に注意!!

10万円程度でサイトに掲載されていたにもかかわらずオプション的な治療を次々にすすめられ、結果80万円~100万円前後の治療費用となった、というたぐいの話です(すすめられ、というより押し売られ、という表現が正しいようですが・・・)。

他院でそのような治療を受けた、とおっしゃる患者様が包茎手術の傷跡修正相談で年間数名来られますので、実際にある話なのだと思います。それだけの高額な料金をいただくのであれば我々専門医が診察しても感心するほどの美しい仕上がりであってほしいものですが、たいがい汚い傷跡なので気の毒に感じてしまいます・・・。

そういった自由診療クリニックの料金トラブルを避けるために、サイトや電話で事前に料金を確認し、説明と相違がない提示をするクリニックで受けることをおすすめいたします。

保険診療による包茎手術の方法と料金

前述したとおり、包茎手術も保険診療が適用されるケースがあります。真性包茎やカントン包茎のように、

  • 亀頭の痛みで露出できない
  • 皮がむけないため、性行為が行えない。
  • 亀頭を露出して入浴ができず、不衛生となり炎症を繰り返す。

など、「日常生活に支障をきたす状態の包茎」のみが保険適用となります。手術料金は約2万円自己負担額は7000円ほどが目安となります。その他初診料、再診料、お薬の処方代が追加され、4万円ほどが負担額となります。

包茎手術をご希望の方は圧倒的に仮性包茎の方が多いですが、仮性包茎は「入浴や性行為など日常生活に支障はない」と判断され、保険適用にはなりません。

保険適用治療の「環状切開法」とは?

以前「【保険適用で激安】泌尿器科での包茎手術」の回で述べましたが、保険が適用される包茎手術は「環状切開法」と呼ばれるペニスの中央部分で皮を切除し縫合する方法となります。そのため、治療跡がペニスの中央部の目立つ位置に来ること、皮の色が2色に分かれることから手術を受けたことが一目瞭然となります。

「とにかく皮がむけ亀頭を露出できる状態」にする手術法のため、傷跡が目立つだけなく、皮が不足する、皮が余りすぎている、などの仕上がりとなっても文句は言えません。

 

  • 環状切開法は、ペニスの中央部分で皮を除去し縫合する。
  • 皮がピンク色と茶色の2色に分かれたツートンカラーとなる。
  • 縫合部分がペニスの中央部分に来るため、ひと目で手術を受けていることがわかる。
  • 余分な皮の量を細かくデザインしないため、手術後もかぶる、勃起時に皮が不足するなどの不具合が生じる。

自由診療による包茎手術の方法と料金

自由診療による包茎手術は、当院で行っているような「亀頭直下埋没法」と類似した治療法を適用するクリニックが多いようです(くわしくは「【最も美しい包茎手術】亀頭直下埋没法が評価される理由」をご覧ください)。

亀頭の真下部分で皮を取り除き縫合するため、カリ首の下に傷跡が隠れ周囲に手術を受けたことがわからない美しい仕上がりとなります。ただ、すべての自由診療くりによる手術が美しい仕上がり、というわけではありませんので、担当するドクターの経験年数、症例数を事前に確認なさることをおすすめいたします。

自由診療による包茎手術の料金の相場は、包茎の状態によって異なるケースが多いようです。

  • 仮性包茎 7万円~12万円前後。
  • カントン包茎 12万円~16万円前後。
  • 真性包茎 14~20万円前後。

カントン包茎や真性包茎の場合、強い締め付けの場合や亀頭と皮が癒着している場合や、縫合する糸の種類によって別途料金がかかるケースもあります。

保険診療と自由診療の料金の違い、手術の仕上がりの違いを念頭に、どちらの方法でお受けになるかしっかりとお考えになることをおすすめいたします。

まとめ

・保険診療による包茎手術は、「環状切開法」で行われるため傷跡が目立つ。
・保険診療の手術料金は約2万円自己負担額は7000円ほどが目安となり、
その他初診料、再診料、お薬の処方代が追加され、4万円ほどが負担額となる。
・自由診療による包茎手術は、「亀頭直下埋没法」のような治療跡の美しさを考えた治療法を採用するクリニックが多い。
自由診療の手術料金は、仮性包茎 7万円~12万円前後、カントン包茎 12万円~16万円前後、真性包茎 14~20万円前後が目安。
・自由診療のクリニックは、法外な料金を設定・請求するケースがあるため注意が必要。

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医師 元神 賢太
他院でも治療しきれなかった難易度の高いペニス治療では日本トップクラスの実力を誇るペニス治療の専門家。医療機関アワード「全国最優秀賞」し、TV出演なども多数。 慶応義塾大学医学部卒。慶応義塾大学病院勤務を経て、船橋中央クリニック院長となる。その後、青山セレスクリニック東京青山院、埼玉川口院を開設し理事長として美容治療を提供。 公式サイトURL:http://celes-clinic.com/

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