【医師執筆】包茎手術で患者様満足度が高い「亀頭直下埋没法」とは？
こんにちは、船橋中央クリニック・青山セレスクリニック東京青山院・埼玉川口院 理事長の元神賢太です。今回は「亀頭直下埋没法」について解説します。
包茎手術には様々な治療があり、その中でも現在主流となっている亀頭直下埋没法について詳しく解説していきます。
この記事の目次
包茎手術の方法でもっとも美しい？亀頭直下埋没法とは？
亀頭直下埋没法とは、名前の通り亀頭直下の包皮を切除し、縫合する治療方法です。
傷痕が環状溝（亀頭カリ部分の真下）に来ることにより傷跡が目立たない、現在包茎専門クリニックでは最も多く行われている方法です。
一番の特徴は傷跡が目立たないということで、『包茎治療後の傷跡がきれいなら、受けてみたい』という人が続出しております。
包茎手術をうけるにあたり、
『手術は怖い…でも他人にバレる傷跡はもっと怖い。』と痛みや手術に対する不安と、仕上がりについての不安は必ず出てきます。
亀頭直下埋没法は傷跡の仕上がりの心配は一切不要で、皆様にご満足いただける治療方法です。
亀頭直下埋没法についてくわしく知りたい！
Q１．亀頭の真下で、傷跡を埋没させる治療法？
亀頭直下（環状溝）はもともと包皮の繋ぎ目で、そのラインから包皮内板部（もともと内側に面するピンク色の包皮）を切除し、縫合する治療法です。傷跡のラインは亀頭直下に隠れ表面上傷のラインが見えることはありません。
Q２．皮はどこで切るの？
ペニスの包皮は内板（ないばん）というピンク色の皮と、外板（がいばん）という茶色の皮の２色に分かれています。亀頭直下から繋がる内板部を切除し、除去します。
Ｑ３．カリの真下で隠す、って本当にわからない？
包茎手術は勃起時の長さに合わせて包皮を切除します。そのため通常時は若干の余裕を持たせるため、亀頭直下に少ししわが寄ります。そのしわに隠れ、傷跡が表面上見えることはありません。
包茎のレベルを問わず、亀頭直下埋没法は受けれるのか？
仮性包茎の亀頭直下埋没法
仮性包茎の場合、亀頭直下埋没法での治療が可能です。包皮の量は関係なく、どなたでも受けられます。
カントン包茎の亀頭直下埋没法
カントン包茎の場合、手術を行う医師よって、または状態によってはできない場合もあります。
カントン包茎の場合、包皮輪（包皮口）に狭窄（締め付け）があり、その範囲が広い場合は包皮の切除と同時に狭窄部分を広げる処置が必要となります。無理に狭窄部分をすべて取ってしまうと術後包皮が足りなくなり、勃起時につっぱり感が出てしまうケースもあるため、慎重に細かい処理が必要となります。
またそれとは反対に狭窄が残ってしまうと術後の締め付け感や局所的な腫れむくみが出る場合もあります。経験が浅い医師の場合、包皮を取りきることも狭窄を解放する処置もできず、環状切開しかできないという事もあります。ですが、経験豊富な医師が、正しい方法で行えば亀頭直下埋没法でも手術は可能です。
真性包茎の亀頭直下埋没法
真性包茎の場合もカントン包茎と同様、狭窄の解放処理が正しくできれば手術は可能です。真性包茎の場合、長年包皮が被っていることにより亀頭部と包皮が癒着していることもあり、またカントン包茎に比べ狭窄が強い傾向があります。
それらの細かい処置を確実に行うことができる医師の元で包茎手術を受けることをお勧めいたします。
保険適用外だと、料金が気になるのですが…
亀頭直下埋没法は自由診療となり、保険は適用外です。保険診療での手術と比較しても数倍の料金がかかることもあります。
保険での手術→疾患を治すのが最優先であり、傷跡の仕上がりは重要視されません。
保険外での手術→傷跡の仕上がりを最重要視します。
一生に一度の手術を、根本的改善を求めるのであれば専門クリニックで手術を受けることをおすすめします。
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