【医師執筆】40歳代の包茎手術理由はモテるから？
包茎手術をお受けになる理由は、ご年齢によっても変わります。
前回は５０代、６０代、７０代のシニア世代の包茎手術をお受けになる理由について解説しましたが、今回は「40代男性が包茎手術を決意する理由」について考察します。
この記事の目次
40代の包茎手術を受ける方が増加中
シニア世代同様、近年は４０代の包茎手術のご相談が多くなっております。
その理由はなんでしょうか？
４０代まで包茎であることのデメリット
仕事も私生活も波に乗っている年齢である４０代。
ここまで包茎を放置していたのに、４０代を機に包茎手術を受ける理由をお伺いすると、
「衛生面」「見た目」「機能面」の３点を挙げる方がほとんどです。
その中でも「機能面」を改善したくて包茎手術を決意する方が多いことが特徴です。
４０代で包茎手術を受ける理由は「モテるから」って本当？
包茎だとどのような点が、「機能面」にデメリットをもたらすのでしょうか？
敏感な亀頭が常に皮で覆われていると、勃起時に外に露出するとより敏感になります。
年齢とともに「早漏」の傾向が出る方も多い中で、包茎だとさらに加速させることとなります。
４０代となり仕事とお金、時間に余裕が出てきて「モテる時期」が到来したのにセックスで早く女性を満足させられないことで悩み、包茎手術を決断なさる方が多くいらっしゃいます。
包茎手術を受ける40代の方に多い包茎の特徴
４０代で包茎手術を受ける方は、どのような包茎が多いのでしょうか？
４０代の包茎は「糖尿型包茎」が増えてくる
４０代の包茎の特徴は、「糖尿型包茎」の方が徐々に増えてくる点です。
少し前まで仮性包茎の状態だったのが、血糖値の上昇とともにあっという間に皮の出口がきつくなり、むけにくいまたはむけない包茎へ変わった、という状態を「糖尿型包茎」と呼びますが、この「糖尿型包茎」が増え始める年齢が４０代です。
不摂生によって血糖値が上昇する方が増え、糖尿病予備軍になってくると「糖尿型包茎」となるリスクが高まるため注意が必要です。
年齢別にみる４０代の包茎手術の割合
仕事が忙しく家族サービスが求められる４０代の包茎手術の割合は、２０～３０代と比べやや少なくなりますが包茎手術のメリットが認知されてきたことで、以前に比べ件数は非常に多くなってきました。
手術で得られる包茎治療のメリット
包茎手術を受けるメリットはなんでしょうか？
清潔で女性ウケがいい！
前述したとおり、「４０代のモテ期」によって手術をお考えの方もいらっしゃいます。
「いざ女性とのセックス」の時に、汚れがたまった臭いがするペニスの状態では女性に嫌がられます。シャワーで洗っただけでは、臭いは取れません。
包茎手術によって亀頭が露出すると、常に乾いて亀頭は非常に清潔な状態となります。
清潔であること、はセックス時のエチケットと言えるでしょう。
セックスを長く楽しむことができる！増大効果も
包茎のため亀頭が敏感で、早漏で悩む４０代は多いもの。
包茎手術によって亀頭が外の刺激に慣れることで、射精をコントロールしやすくなります。
余分な皮がなくなることで亀頭のカリがしっかりと張るため、女性の膣をこすりやすくなる「増大効果」も治療のメリットとなります。
包茎治療後の再手術は難易度が高い？
包茎治療で汚い傷が残ってしまった場合、再手術は容易にできるのでしょうか？
包茎治療後の再手術は、難易度が高い手術となる
包茎手術によってペニスの真ん中に大きな傷が残る、ピンクと茶色の二色の皮に分かれ目立つ、などで治療あとを気になさる方は多くいらっしゃいます。
見た目を修正する再手術は、勃起時の皮の余裕が必要です。
初回の包茎手術で皮をぎりぎりまで除去されていると、それ以上皮を取ることができず再手術は行えません。
皮のデザインが複雑となり、傷の硬さもあるため初回の包茎手術よりも再手術は難易度が高くなります。
再手術を受ける必要がないように、初回から経験のある専門のドクターに手術を担当してもらうことが必要です。
まとめ
- ４０代の包茎手術が近年増加している。
- ４０代は、仕事、お金、時間に余裕が出てくることで女性とのセックスの機会が増え、衛生面と機能面を考えて包茎手術を決意するケースが多い。
- ４０代の包茎手術の割合は、仕事や家庭サービスの忙しさもあるためか２０～３０代よりやや少ない。
- 包茎手術の再手術は皮のデザインの複雑さ、傷の硬さから難易度が高いため、はじめからよい技術で受けることが大切。
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